2022年7月3日(日) 11:00~17:00 Cafe korogi @MichiCafe 開催のお知らせ
2022.05.16 「プラスミライ」にインタビュー記事が掲載されました
はじめまして!
食べること・料理すること・絵をかくことが大好きな、高野苗(たかのなえ)と申します。
子育ての傍ら、絵を描きながら、(自称ですが)コオロギレシピ&家庭料理クリエイターをしております。
中学生のころ、摂食障害になって身体を壊した経験があり、間違えたダイエットによる心の影響や食の大切さを感じて、旬の食材を使った体にやさしい料理を作るようになりました。
遡りますと、料理は幼いころから興味があり、小学生のころはおやつを自作するのが楽しみでした。苦手なカレーなどの料理も自分で作れば食べられるという発見もあったり、テレビの料理番組、料理雑誌、料理本を見てはあれやこれや作ってみたいなと思いを膨らませていました。
中学生のころ摂食障害になってからは、安心して食べることができなくなってしまいました。その一方で、家族に料理を振舞い喜んでもらいたいと思い、色々な料理に挑戦しておりました。その後一人暮らしを経て、想いを込めて作ったご飯を愛する誰かと味わっていただけるようになれたらいいなと、ずっと憧れておりました。
その後旦那さんと出会って結婚することになり、一時は別の場所で暮らし、その後旦那さんの故郷である多摩ニュータウンへ引っ越してきました。私にとっては未知の場所でしたが、遊歩道や公園、小野路やよこやまの道などなど多摩丘陵の自然の美しさを目の当たりにし、あっという間に魅了されました。さらに地元の農産物直売所は、地場の旬野菜や、味噌や醤油、米など…ご生産者様の思いや大地の温もりに溢れていて、最高に胸躍る、心ときめく場所になりました。それからお料理することがさらに楽しくなり、味わえることが心から嬉しく、ありがたく思えるようになりました。
多摩ニュータウンでの暮らしを重ねていくうちに、いつしかここが故郷に感じるようになりました。そして子どもを授かりました。木が続く遊歩道は、四季折々の表情があり、子どもや旦那さんと歩いたたくさんの思い出が詰まっています。時の経過で景色は少しづつ変わっていくものですが、多摩ニュータウンの今この時を残したい、大好きな街の景色を子どもや皆様に伝えられるようになりたいと思い、輝く秋にスケッチブックとシャープペンを持って道でスケッチを描くようになりました。
その年の冬コロナウイルスが流行りはじめて、親子で家に籠ることもありました。子どもの笑顔を守りたいと気持ちを奮い立たせていました。もしかしたら同じようなお母さんがいるかもしれない。コロナの暮らしの中でも、良かったことを見つけて、それを発信してみようと、インスタグラム様の場をお借りして投稿を始めるようになりました。
その後2020年に『コオロギレシピグランプリ』に出会えました。(詳しくは、一番下までスクロールしていただきご覧いただけます。)コオロギパウダーは初めての昆虫食で、一口目は少しドキドキいたしましたが、その香り良さ、旨み、味わい…おいしさに驚き、一気に魅了されました。コオロギだからこそ美味しい!と思えるお料理を作りたくて、試行を重ねて、コオロギ料理を創作しております。いつかあたり前のようにコオロギが食べられる、スーパーで購入できる、そういう時代がきたらいいなと夢みております。
身体は心と繋がっておりますし、おいしく頂けますと豊かな気持ちになれるような気がいたします。食材を触ったり香ったり切ったり焼いたり煮たりいたしますと、五感を使い、大地や自然と繋がれます。お料理を通して架け橋となり、大切な人や自分へも届けることができます。元気の素であるレシピや絵を、これからもみなさまへお届けさせていただけましたら幸いです。心より感謝を申しあげます。ありがとうございます!
では「コオロギレシピグランプリ」や「絵」のことを、下記よりお伝えさせていただきます。
①(自称)コオロギレシピを含む、家庭料理クリエイター
忙しい日々の中でも、旬を感じてほっとしたり、
手軽な材料で、簡単に作れる料理を中心にレシピをご紹介させていただいております。
またコオロギパウダーを使ったコオロギレシピ、コンテスト受賞レシピも、下記クックパッド様の「つぶつぶごはん」よりご覧いただけます。
≫クックパッド『つぶつぶごはん』
≫インスタグラム『naetakano』
=受賞=
原峰のかおり『たまにわ』レシピコンテスト
◎石井フローリスト賞(2020年)
FUTURENAUT株式会社『コオロギレシピグランプリ』
◎グランプリ2連覇 2021年・2022年 (写真1、写真2)
◎株式会社青い海・スポンサー賞 2020年
◎敷島製パン株式会社・スポンサー賞 2年連続 2021年・2022年(写真1、写真2)
◎株式会社FINE SINTER・スポンサー賞 2021年 (写真3)
◎カルビー株式会社・スポンサー賞 2022年 (写真4)
COOKPAD株式会社『わたしのとっておきクリスマス料理』
◎キングオブクリスマス賞 2022年 (写真5)

「とろとろり~♪コオロギトロロのだし茶漬け」
レシピはこちら(とろとろり~♪コオロギトロロのだし茶漬け)

「ヘルシーの極み。興梠ごまだれコンニャク麺」
レシピはこちら(ヘルシーの極み。興梠ごまだれコンニャク麺)

「クリケヨーグルトクリームのカプレーゼ風」
レシピはこちら(クリケヨーグルトクリームのカプレーゼ風)

「ふわとろトロロ興梠豆腐」
レシピはこちら(ふわとろトロロ興梠豆腐)

「焼きっぱなしミートボールグラタン」
レシピはこちら(焼きっぱなしミートボールグラタン)
②絵の創作
結婚後、多摩ニュータウンへ引っ越し、初日に散歩に出かけましたら、公園にドングリが落ちているのを見つけまして、それが宝のように思えて、夢中で拾い集めておりました(笑)。公園、遊歩道、緑地、里山など…多摩丘陵の自然が広がっていて、心が解放されていったのを覚えております。私の細胞が生まれ変わった瞬間でありました。
その後、子どもが生まれてからは、より一層多摩ニュータウンは大事な故郷になっております。時の経過で景色は少しづつ変わっていくものですが、多摩ニュータウンの今この時を子どもに残したい、みなさまにも伝えていきたいと思いが溢れ、夢中で絵を描くようになりました。
小学生の時はピアノに夢中で、中学生になってからは美術の授業が楽しくなり、絵(ポスター・ドローイング)も好きになりました。けれどその後は絵を描くことは稀にしかありませんでした。多摩ニュータウンへ引っ越してきてから、ドングリを描いたり、農産物直売の野菜を描いたり、子どもを描いたり、心揺さぶられてちょこちょこ楽しく描くようになりました。転機となった2019年の輝く秋、溢れる思いにつき動かされて屋外に立ち、多摩ニュータウンの風景をスケッチさせていただきました。全身の震えと感動が止まらなかったのを覚えています。練習や下書きを経ずに描いておりますので、間違えた線も含めて、いつも本番と思い描かせて回を重ねさせていただいております。多摩ニュータウンの地域の魅力、暮らしの魅力を絵を通してこれからもお伝えさせていただけましたら幸いです。心よりありがとうございます!
これまでの絵は下記のインスタ様よりご覧いただけます。
=展示=
稲城市立iプラザ ちいさな展覧会(2016年)
街じゅうアートde永山・諏訪商店街(2020年)
ぱらあーと第31回・32回多摩市みんなの美術作品展(2021年・2022年)
『boulangerie-atsushi』

『米粉食パン』や『もちもちクリームパン』などなど、おススメだらけ(2019年秋スケッチ)
『遊歩道』

『わが子』

『長池公園のせせらぎ緑道の紅葉』

夏にはザリガニ、水遊び…。みんなの憩い(2019年秋スケッチ)
『遊歩道の一角(子供たちは三角池と呼ぶらしい)』

もちろん大人にとっても。 三角池というけれど、再び湧水が流れるのは夢の夢…?(2019年秋スケッチ)
『ダ・ルチアーノ』

磯沼牧場のミルクを使用した、風味たっぷりな『みるくの黄金律』など絶品(2019年秋スケッチ)
③レシピ動画制作
昆虫食であります、コオロギパウダーを使ったレシピの作り方をご紹介させていただいております。
動画タイトル『こおろぎ込めた❤スノーボールクッキー』、
『キャロットケーキ』を焼きましょ♪など。

概要:どんな時でもおやつだけは忘れない!わが子(当時4才)と、どんな味になるのかドキドキしながら作りました。慌てん坊の母は、生地にコオロギパウダーを入れ忘れそうに…(;’∀’)!さて焼きあがった、スノーボールクッキーはどんな味でしょうか?「コオロギレシピグランプリ」に応募させていただいたレシピです。わくわくアットホームに作っていきます♩どうぞご覧くださいませ。
④絵レシピ作り
『つぶつぶごはん』のレシピを、より身近に・より気軽に、写真・絵・文字を交えて作ってみました♪最近やり始めたことです。

(昆虫食コオロギと私)
小学生のころ何方かのお土産で「イナゴの佃煮」が家にやってきた日のことを、衝撃的だったからなのか覚えております。虫は触れる機会がなかったからなのか全般的に苦手でした。「イナゴの佃煮」を目の前にして、恐怖で。でも、周りに勧められたのか?しぶしぶだったのか、カタカタ震えを抑えながら、かじってみました。味は記憶なく…しょうがなかった半面、今思うと、もったいないことを…残したりしてイナゴさんに申し訳なかったと思っております。
それから長い年月が経ち、結婚を機に多摩丘陵に移り住み、自然に魅了されておりました。自然と虫が愛おしく感じられるようになっていき、子どもが生まれてからは、一緒に虫(バッタ、コオロギ、カマキリ、セミ、クワガタ、カブトムシ、カミキリムシ、タマムシ…)を探したり、追いかけたり、観察をするようになりました!でもまさかお腹の中に頂くとは…!
その後2020年夏『コオロギレシピグランプリ』のチラシを、旦那さんから見せてもらいました。コオロギが食べられることも知らずに生きておりましたので、ほんとうに衝撃的でした、もともとコオロギは声も魅力的で大好きな昆虫でしたので、味わいにも興味を持ち応募させていただきました。コオロギパウダー、一口目は少しドキドキいたしましたが、パウダーになっていますので頂きやすく、その香り良さ、旨み、味わい…おいしさに驚き、一気に魅了されました!そしてどうしてを食べるのかも知りたくなり、㈱FUTURENAUT様のWEBSITEを拝見させていただきました。
コオロギは何よりおいしいですし、地球にやさしいタンパク質で未知なる可能性を秘めているなと感じました。群馬県の高崎大学の(当時)学生さん(櫻井さん)が代表の高崎大学発のベンチャー企業というのも驚きでしたし、誠実さも感じて、挑戦されている姿に感動を覚えて、私も影響され「コオロギのおいしいレシピ」を作るぞと胸を膨らませました。たくさんのアイディアが出てきて、自我流でしたが…ひとつひとつをレシピにしていきました。
コオロギレシピ作りは、発見・楽しさ・美味しいの連続です。手が足りない時は子どもに手伝ってもらえたり、味見してもらったり。思い出にもなっております。
コオロギパウダーをお使いいただきますと料理に旨み、香り、香ばしさ、濃厚な味わいがプラスされます。出汁も風味豊かです。どちらの食材とも相性がよいと思いますし、その組み合わせによって優しい味わいになったり、旨みが増したり、コオロギがアクセントになったり、変化をお楽しみいただけます。それにお食事系からデザート系、和洋中、西洋…と多様な料理に合うと思いますし、それぞれにコオロギの良さが発揮できると思います。特にパウダーになっていますので、扱い易く、馴染みやすいですので、色々なお料理に挑戦していただけます。さらに栄養も豊富で、地球にやさしいタンパク質ですので、嬉しいこと尽くしです!
コオロギだからこそ美味しい!と思えるお料理を、これからもレシピを皆様にお届けさせていただけましたら有難いです。いつかはあたり前のようにコオロギが食卓に並ぶ、そういう時代がきたらいいなと夢みております。
2022年には多摩市のMichiCafe様をお借りし、一日店長で「コオロギのフルコース」をいただけます『Cafe korogi』を開催させていただきました!たくさんの方にお越しいただけて、味わっていただきました。昆虫食初めての方もご挑戦されていらっしゃいましたし、インスタでお知り合いになり応援してくださっている方にもお出でくださって…!また「コオロギレシピグランプリ」に応募された方もいらしたり…!それに㈱FUTURENAUTの櫻井様、昆虫食第一人者の内山昭一先生にもお越しいただけて!皆様のお話しも楽しそうで♩一方私の方は、不足の事体で不手際が多々あったのですが、皆様の優しさに励まされて、旦那さんと子どもに手伝ってもらいながら何とかやれました。感謝してもしきれない位…心よりありがとうございました!!
また何か楽しいこと企画させていただけましたらいいなと…夢みております。
どうぞよろしくお願いいたします⌒⌒

2022年12月冬
高野苗